さて、1999年9月9日、何かありそうな9並びのよき日に、やって来ましたコラムの順番。何の脈絡も無いのですが、今回は私の趣味(サーキット走行会)と実益(矯正レクチャー)について比較検討してみたいと思います。
では早速概要から、
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サーキット走行会 |
矯正レクチャー |
時間 |
2時間昼食無し |
7時間昼食付き |
参加費 |
34000円 |
35000円 |
準備 |
40万円〜 |
〜40万円位 |
収支 |
常に赤字 |
頑張れば利益有 |
命の危険 |
有 |
たぶん無い |
命の値段 |
一律500万円 |
各々 |
体重 |
実際2〜3Kg減る |
精神的に2〜3Kg減った気になる |
といったところです。
さて、命懸けの道楽と生き残りをかけた勉強の共通点について思うところがいくつかあります。例えば、安定したラップタイムを出しながら走り切るというのは、バンド・ブラケットセット一発OK再付着無しに匹敵する集中力を要します。実際は車一台分横っ飛びしたり、2回転3回転は当たり前といった事をやらかす訳で、「何で言われた通りの簡単な事が出来ないのか俺には解からんばい、お手上げたい」と天を仰ぎやがて肩を落とす御大と、「邪魔だ早くどけ」とイエローフラッグを激しく振るオフィシャルの顔がダブって見えたり、ブレーキダストで真黒になったホイールをみて、U−archを何度も曲げて金属色の付いた指先を思い出したりと、枚挙に遑がありません。「勘と経験」「理論と数値」といった一見相反する性格のものを同時に持ち合わせなければ上手くいかないといった点では同じ勉強をしているのかもしれません。
なんて言い訳とこじつけの理論武装で毎月遊びにいく悪い僕です。以上。 |