8.19.1999

No.0005

なぜ皆、歯科治療がいやなのでしょう?

歯科医院に通院する場合のほとんどが、歯か歯肉の痛みが出て
「ああ、歯医者に行かなくちゃ!」となるのではないかと思われます。こうなると歯科医院での治療は、痛いところを治す事になるのです。

それはすなわち痛いところを、必ずさわるような処置が多くなると言う事になります。

「今のままでも痛いし、歯医者に行っても痛いし・・・ああどうしよう!!」

この様な、二つの選択しかないのではつらいばかりです。

また、歯科治療で問診と薬だけという治療も、ごく一部の症状に対するもので、診療室に入ったらほとんどの場合、何らかの処置が施されます。
(麻酔の注射、キーンという音をさせて歯を削ったり、ドリルのような振動)

それでは、どのような治療が求められているのでしょう?

「痛くない、削らない、疲れない!そんな歯医者さんはしりませんか?」

実は歯医者さんではなく、あなた自身がそういう歯医者さんを多くつくることが出来るのです。

「えー・・・それはどういう事???」

まずは、歯や歯肉を痛くなるまでほうっておかない!

歯が痛くなくても、歯医者さんに定期的に検診に通って歯石などの歯の汚れをとってもらう、痛くなる前の虫歯の治療をしてもらう。
などを、おこなっていれば今までの歯科医院に対する恐怖心からかなり開放されるのでは、ないでしょうか。

ヘアースタイルを整えに美容院や理容院に行く、というレベルに考えを変えてしまえばどうでしょうか?

これで少しでも歯科治療に対する意識が変われば幸いです!

「自分の歯は、自分で守る!少し歯医者さんにたすけてもらう」という気持ちで「がんばってみる」というのはいかがでしょうか。

高畑先生

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