6月4日は、【虫歯予防デー】でしたね。この日を含む1週間は【歯の衛生週間】です。
1年に一度のこの機会に、お口の中の点検をしてみては如何でしょう?。口の中の病気、虫歯、歯槽膿漏、歯石等が発見されるかもしれないですよ。
(最低でも1年に1回はした方が良いと思います。)
今回のコラムは、【歯の衛生週間】に因んで、みなさんにあまり知られていない虫歯予防の話をしてします。
みなさんは、虫歯の予防は‘フッ素’が有効なことは知ってると思います。今日はその話ではなく、『シーラント』と呼ばれる物の話をしましょう。
奥歯には細かく深い溝があり、虫歯菌などのばい菌がたまりやすくなってしまいます。そのばい菌はなかなか自分では掃除しにくく、そのまま放っておくとすぐに虫歯になってしまいます。特に子供の歯(乳歯)や生えてきたばかりの大人の歯(永久歯)は弱いので虫歯になりやすいのです。
そこで、溝の中をきれいに掃除をして再びばい菌が入らないように溝を埋めてやれば虫歯対策に役立ちます。これが、『シーラント』と呼ばれる物です。
歯を削ることはしません。歯の溝をきれいに掃除をして、埋めるだけです。なので痛みもなく非常に簡単な処置です。治療費も決して高価なものではありません。(16歳までですと健康保険で出来ます。)
‘フッ素’で歯全体を強くして溝の部分を『シーラント』をすれば虫歯予防の効果は言うまでもなく絶大です。
ただ、毎日の歯磨きを怠るとすぐに虫歯になってしまうのでやはり、油断は禁物です。
これを機会に、親子で、かかりつけの歯医者さんに行ってみてはいかがでしょうか?。 お子さんは、『シーラント』、自分は健診に。
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