11.18.1999

No.0018

歯列不正でこんな弊害が!!

 歯列不正とは、読んで字の如しで、歯並びが正しくない状態のことを言いますが、歯並びが悪いと噛み合わせも大抵悪いわけで、これによって起こる弊害は見た目の問題だけでなく、全身に及ぶケースがあるわけです。

 例えば、食事の際に噛み合わせが悪いと、何とかうまく噛もうとしてあごを不自然に動かしてしまい、あごや首の筋肉に無理な力がかかってきます。筋肉は無理に使うと疲労していき、いわゆる“凝り(コリ)”を生じてきます。

 首の周りには非常に重要な神経や血管が走行しているわけで、その神経や血管は筋肉に囲まれているわけですから、筋肉に“凝り(コリ)”が生じてくれば神経や血管を圧迫しますので、肝心要の頭にダメージを与え、そこから体全身に悪い信号を送ってしまうこともあるわけです。

 ですから歯列不正が全身に及ぼす弊害は、頭痛、偏頭痛、肩こり、胃腸障害に始まり、精神的な面からイライラしたり、短気になったり、無気力で,気分が沈んでしまうなど、体の不調は多岐にわたってしまうケースがあります。

 あなたも含めて周りの人で、体調不良で病院に行き、いろいろ検査を行ったが原因不明だと言われた人がいて悩んでいるならば、是非かみ合わせを検査してみてください。

 ところで話は飛びますが、あのダイエーの王監督は、わたしの記憶が正しければ確か前歯が捻じれていて歯列不正であったと思いますが,今では綺麗な歯になっています。

 幸運の女神が王監督に微笑んだのかもしれませんね?!


河田先生

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